気づいたきっかけ最近、ふと立ち止まって考えることがありました。「自分って、どれくらい”自分自身”でできているんだろう?」と。私たちは、つい”自分を作るのは自分だ”と思いがちです。けれど、これまでの人生を振り返ると、誰かの一言や、ある出来事、何気ない日々の空気の中にこそ、今の私を形づくってきた”きっかけ”がたくさんあったと気づきました。人が自分をつくっていくたとえば、「あなたならできる」と背中を押してくれた先生。「そんなのムリだよ」と笑った同級生。一緒に笑って泣いてくれた友人や仲間。何も言わずそっと見守ってくれた人。そんな誰かの存在が、自信になったり、悔しさになったり、選択のきっかけになったりして、少しずつ、確かに"自分”がつくられてきたように思うのです。環境が自分の「当たり前」を決めているまた、“環境”の力もとても大きいと感じます。挑戦することが当たり前の場所にいれば、失敗を恐れず進めるけれど、「失敗は恥ずかしい」という空気の中にいれば、一歩を踏み出すのが怖くなる。つまり、自分の”当たり前”は、環境によって大きく左右されているのだと思います。でも選ぶのは自分だからこそ、私はこれからも、「誰と過ごすか」「どんな環境に身を置くか」「そこにどんな想いを持って関わるか」を、丁寧に選んでいきたいと思っています。無意識のうちに、ただ”流されて”生きるのではなく、人との関わりや環境との関係の中で、「最高に誇りに想える自分」を描いていけるように。